残暑も落ち着いた10月~11月の時期は、一年で最も空調の使用頻度が少なくなる時期です。一方で、夏の期間中の汚れがホコリが蓄積していたり、暖房モードに切り替えた際にエラーが出たり異臭がしたりなど、さまざまなトラブルが発生する時期でもあります。
そこで、今回の記事では、10月~11月にしておきたい試運転とメンテナンスについて解説します。

この記事は、次のような方におすすめです。
・冬前に必要な空調のメンテナンスの内容について知りたい方
・暖房切り替え時に起こりやすいトラブルを知っておきたい方
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夏に起こりやすい空調トラブルとは?夏の空調トラブルの原因と対策方法
- 1. 秋に起こりやすい空調の不具合やトラブルとは?
- 1.1. 夏からの汚れやホコリの蓄積
- 1.2. カビの大量繁殖
- 1.3. 異臭
- 1.4. 圧縮機の故障
- 1.5. 内部の弁の固着や故障
- 1.6. 冷媒漏れ
- 2. 10月~11月は空調のメンテナンスに最適!
- 2.1. 内部の乾燥とカビ対策
- 2.2. フィルターなどの掃除
- 2.3. ドレンホースのチェック
- 2.4. 室外機周りの掃除
- 3. 秋の試運転の手順
- 3.1. 空調の清掃
- 3.2. 室外機の周辺をチェック
- 3.3. 試運転直前の確認
- 3.4. 暖房運転に切り替える
- 3.5. 正常に稼働しているかチェック
- 3.6. 異常が見つかったら?
- 4. 秋の空調メンテナンスと試運転は「福岡空調設備サービス」まで
秋に起こりやすい空調の不具合やトラブルとは?



10月~11月は、空調のお手入れや試運転をするのに最適な時期です。この時期に注意しておきたい点を解説します。
夏からの汚れやホコリの蓄積
夏の間にフル稼働していた空調内部には、汚れやホコリが溜まっています。エアフィルターの目詰まりや、熱交換器に溜ったホコリをそのままにして暖房運転へ切り替えると、風量が低下して暖房効率が悪くなったり、蓄積した汚れやカビが温風にのって室内に拡散されたりするリスクがあります。
カビの大量繁殖
残暑が終わってから本格的に気温が下がって暖房が必要になるまでの数週間は、空調をあまり使わない時期が発生します。20~30℃の程よい気温と結露水や秋の長雨による高湿度といった環境は、カビを発生を促します。空調を運転しない期間に、空調内部でカビが爆発的に増殖する恐れがあります。
異臭
空調内部の汚れやカビを放置したまま暖房に切り替えると、温風と共に焦げ臭さやカビ臭さがすることがあります。室内にカビ胞子が飛散され、喘息、アレルギー性鼻炎、過敏性肺炎などの健康被害を引き起こす恐れがあります。
圧縮機の故障
空調の暖房運転は冷房時に比べてガスを循環させる運転圧力が高くなるため、配管や圧縮機への負担も大きくなります。また、冷房時と比べると外気と室温の温度差が大きくなる傾向にあるため、圧縮機がフル稼働を続ける必要があります。経年劣化した圧縮機が、暖房へ切り替わる時点で故障してしまうことがあります。
内部の弁の固着や故障
冷房から暖房へ切り替える時に、冷媒の流れを制御する四方弁や、冷媒の量を調節する電子膨張弁が固着したり故障したりすることがあります。冷媒が正しく循環されず、正常に稼働しなくなります。
冷媒漏れ
暖房に切り替わる時の負担で弁や配管に負担がかかり、冷媒ガスが漏れてしまうことがあります。冷媒ガスが不足していると、暖房運転をしていても温まりにくくなります。

冷房から暖房へ切り替わる秋には、このようにさまざまな空調トラブルが発生しやすくなります。本格的に暖房を使う1ヵ月前を目安に、空調のメンテナンスと試運転をしておくと安心です。
10月~11月は空調のメンテナンスに最適!



夏の間に冷房需要でフル稼働していた空調内部には、汚れが蓄積しています。冷暖房の需要が低下する10~11月は、夏の汚れをリセットし、暖房シーズンに備えた空調メンテナンスに最適な季節です。秋の空調メンテナンスでやっておきたいことをご紹介します。
内部の乾燥とカビ対策
夏に長期間使用した空調内部は結露水が溜まり、カビが繁殖しやすい環境を作っています。内部クリーン運転や送風をして、内部をしっかり乾燥させましょう。
フィルターなどの掃除
フィルターに溜まったホコリは掃除機で吸い取って水洗いをし、日陰でしっかり乾燥させます。吹き出し口やルーバーは割り箸にキッチンペーパーを巻き付けて、少量の中性洗剤を混ぜた水を含ませて優しく拭き取ります。
ドレンホースのチェック
ドレンホースの先端の泥や落ち葉をかき出します。ドレンホースが詰まっている場合は、ドレンホース用サクションポンプを使って、中の汚れや水を吸い出しましょう。
室外機周りの掃除
秋の台風シーズンや落ち葉の季節は、室外機の周囲に落ち葉やゴミが溜まりがちです。室外機周りをチェックし、夏の間に成長した雑草や落ち葉を掃除しましょう。

室外機の裏側は見逃しやすいスポットです。台風などで飛来した異物がはまっていることもあるため、しっかりチェックしておきましょう。
秋の試運転の手順



本格的に暖房が必要となる10~11月上旬頃に、空調の試運転をしておきましょう。試運転で異常が見つかれば、暖房が欠かせない冬前に対処でき、大きな故障を予防できます。
ここからは、秋の試運転の手順をご紹介します。
空調の清掃
試運転をする前日までに、空調のフィルター、吹き出し口、ルーバーなどの拭き掃除を済ませておきましょう。

夏の間フル稼働していた空調は汚れやホコリが溜まっています。暖房に切り替える前に、汚れをリセットしておきましょう。
室外機の周辺をチェック
室外機の周囲に、落ち葉やゴミが溜まっていないか確認しましょう。落ち葉やゴミが詰まると、空気の流れが塞がれて空調が効きにくくなります。また室外機の稼働中に「カラカラ」という異音がなる原因にもなります。室外機の周囲に溜った落ち葉やゴミはこまめに取り除きましょう。
試運転直前の確認
まず、ブレーカーが入っていること、電源プラグがしっかり差し込まれていることを確認します。リモコンの電池残量や液晶画面を確認し、正常に使用できる状態にしておきます。室外機の周りをチェックし、落ち葉やゴミが周囲に溜っていないか確認しましょう。
暖房運転に切り替える
運転モードを「冷房」から「暖房」に切り替えます。外気温が高い日は、設定温度を低くしすぎると暖房運転が始まらないため高めに設定します。最高温度の30℃前後に設定し、温風が出るのを待ちましょう。
正常に稼働しているかチェック
暖房運転に切り替えた後、10~20分ほど運転させます。正常に稼働しているか、以下のポイントをチェックします。
・温風が出ているか
・エラーランプが点滅していないか
・異音がしていないか(室外機もチェック)
・焦げ臭さやカビ臭などの異臭がないか
暖房切り替え直後には、内部の汚れやホコリが熱せられて、焦げ臭いにおいがすることがあります。運転後しばらくしても焦げ臭さが続く場合は直ちに運転を中止してください。
異常が見つかったら?
試運転で異常が見つかった場合、以下の原因が考えられます。
【温風が出ない、部屋が温まらない】
冷媒ガス漏れや圧縮機の不調
【異音がする】
冷媒ガス漏れ、ファンモーターやベアリングの劣化、圧縮機への負担増、ベルトの緩み、室外機内部への異物や昆虫の混入など
【異臭がする】
フィルターの目詰まり、空調内部のカビや雑菌の繁殖
【水漏れ・ポコポコ音】
ドレンホースの詰まり、フィルターの目詰まり
異常が見つかったら直ちに暖房の運転を中止し、信頼できる空調管理業者に原因を究明してもらい、必要に応じて修理を依頼しましょう。

本格的な冬が来てから空調が故障してしまうと、業者の対応が遅かったり、空調が使えずに業務に支障をきたしてしまったりするリスクがあります。
早い時期にメンテナンスと試運転を行っておけば、不具合が見つかっても部品の取り寄せや修理も、余裕をもって行えます。
秋の空調メンテナンスと試運転は「福岡空調設備サービス」まで



暖房は冷房よりも空調機器への負担が大きいため、冷房から暖房へ切り替わる時期の故障は多くなります。本格的に暖房が必要となる前の10月~11月上旬頃に、夏に蓄積した汚れをリセットするメンテナンスと暖房の試運転を行っておくことで、冬の間の空調トラブルを予防できます。
福岡県で空調のメンテナンスや試運転を業者に依頼したい方は、「福岡空調設備サービス」までご連絡ください。



